私は雨女なので、どこに旅行に行っても雨に降られます。
初めて行った海外は、オーストラリアでした。
高校生のときなので、あまり覚えていません。
次に行ったのはハワイ。これは社員旅行でした。
入社したその日に、「今年の社員旅行はハワイだから」と言われ、あわててパスポートをとりに行き、2ヵ月後にはワイキキビーチにいました。
ちょうどハロウィンの時期と重なっていて、街は夜までお祭り騒ぎでした。
見るだけの参加でしたが、日本じゃ見られない景色を楽しませてもらいました
次はドイツ。初めて訪れたヨーロッパでした。
ロマンチック街道を南下し、ルードヴィヒ2世の建てた3つの城をすべて巡るツアーでした。
城の豪華絢爛さに圧倒され、目が眩みました。
古城ホテルに宿泊したり、馬車に乗ったり、ミュージカルを見に行ったり、いろいろ楽しい旅行でした。
その中でも、一番楽しかったのが「カルテンベルクの騎士ショー」!
1年のうち3日間だけ催されるお祭りで、中世の時代を再現した村の風景や、中世の騎士の格好そのままで行われる騎馬戦に圧倒されまくりでした!
自分まで中世にトリップしたような感じさえ受ける、とても印象的なお祭りでした。
その村でお土産を買ったときの話。
角笛に名前を入れてくれる、と言うのでお願いをしたら、職人さんに周囲の人々が
「お前、ジャパニーズの文字なんか書けるのか?」
と大はしゃぎでした。
結局イニシャルだけを彫ってもらったのですが、職人さんはちょっと残念そうでした
日本語の漢字かなんかで「記念」とでも書いてもらえば良かったかな、とちょっと後悔しました。
ある意味、これも良い思い出ですね。
母の退職記念旅行で行った先はオーストリア。オーストラリアではありません。
音楽の都ウィーン、モーツァルトの産まれた街ザルツブルグを巡る旅でした。
コンサートに3回も行って、ウィーンの一番良いホテルに3連泊して、ゆっくりのんびり豪華なたびを楽しませてもらいました。
オペラが見られなかったのが残念ですが…。
ここに行ったお陰で、モーツァルト好きになりました。
モーツァルト・イヤーの2006年の前年のことなので、モーツァルトの生家は工事中で、内部しか見られなかったという思い出があります。
2006年のモーツァルト・イヤーに、TVでオーストリアの街並みが放送されるたび、「ここに実際に行ったんだなぁ」と感慨深く思い出しました。
オランダ・ベルギーを訪れたときの思い出は、花でしょうか。
キューケンホフ公園やチューリップの球根畑を訪れて、さまざまな花を見ました。
日本に入ってきているチューリップは、オランダの10分の1にも満たないのを知って愕然としました!
旅行前、チューリップはオランダまで行かなくても、オランダ村やハウステンボスで見られるよ、と人に言われましたが、やっぱり本物は本場でしか見られない、ということを実感しました。
ベルギーのブルージュでの一番の思い出は、鐘楼です。
鐘のあるところまで上れると言うので、1000段近い階段を上って、四方が見える鐘楼の一番上についたとたん、耳元で鐘の音が!
ちょうど3時になったところで、3時の鐘が鳴り出したのでした。
地上で聞く分にはキレイな音も、耳の真横で鳴り響いたら、キレイなんて言っていられません。
鳴り終わった後も、しばらく耳が聞こえませんでした。
海外旅行に行ったほかの人から、カバンの底をナイフや刃物で切られて、中身すべて盗まれた、とか物騒な話をよく聞きます。
幸いなことに、私はどの国に行っても「盗難」や「犯罪」に巻き込まれたことがありません。
今後も巻き込まれないよう、十分な注意を払って、楽しく海外旅行をしたいと思います。
ただ…、雨に降られるのだけはどうしようもなさそうです