悪夢の西海岸
わたし、本当に海外旅行が好きで、結構色々な国に行っているんですけど、その中でも、忘れられない思い出があるんです。
私が学生の頃の話です。
母親と一緒に、アメリカの西海岸に出掛けました。
サンフランシスコやロサンゼルス、ラスベガスと回るものだったんですけど、私、ラスベガスで風邪を引いてしまって、熱を出してしまったんですよね(汗)
で、結局、ラスベガスの夜のショーなんかは全然見られなくて、それは母親一人で観にいったんですけど…。
部屋に帰ってから、母親がベッドで熱出して、うんうんうなっている私に向かって叫びました。
「ちょっと、あんた、水が止まらないわよ!!」
そうなんです、どう言う訳だか、洗面所の水が止まらなくなってしまったんですね。
で、さすがにこれはまずい、と思ったんですけど、私は風邪でダウンしてますし、このツアー、添乗員さんがいなくて、現地の係員の方にお世話になるものだったんです。
だから、夜は誰も頼れなくて(汗)
海外だから、床がしみてしまったりしたら、弁償!?(汗)なんてことを考えて、とにかく、ホテルの人にSOSを出そう、ということになりました。
けど、相変わらず私は熱でふらふら
とてもフロントまで行けそうにありません(内線電話なんか使ったって、英語は使えないし!)
で、母親に、とにかくフロントに行ってもらいました。
そんで、何とか事情を説明しようとしたんですけど…。
「洗面所の水が止まらなくなって、洗面台から溢れちゃうかもしれないんです」。
これ、英語で説明できますか?あなた(汗)
ちなみに、私は出来ません(笑)
もちろん、私の母親も出来ないわけでして…。
で、結局どうしたか。
私の母親が、身振り手振りでフロント係の人に「ばす、トイレ、ねくすと、じゃーじゃー(←ここで水の流れるパントマイムをしたらしい)」。
これで通じたって言うんだから、ホント、奇跡ですよ!!(笑)
結局、その後、ホテルの方が部屋に来て、水を止めてくれました。
これはもう、帰国した後も、しばらく笑い話
でしたね、ええ(笑)
ところで、ただ同然で海外旅行に行ける方法があるとしたら、あなたは知りたくないですか?